PSI は停戦を歓迎し 占拠を終結させるための国際行動を強く促す

PSIは、恒久和平を確かなものにする唯一の方法として、安全なイスラエルと並んで存立可能な隣接する独立パレスチナ国家を実現するという2国家共存解決策への支持を繰り返し表明する。今こそ国際社会は行動しなければならない、そして何十年もの間パレスチナ人民が耐えてきた占拠、入植および弾圧の共犯者であることをやめるための具体的行動を起こさなければならない。



PSI はイスラエル政府とハマスとの間の停戦、および多数の命を不必要に破壊した直近のガザ地区への致死的攻撃の停止を歓迎する。

11日間にわたって、ガザの人民は55人の子供を含む243人のパレスチナ人を殺害したイスラエル軍の空爆に耐えてきた。さらに1,900人が負傷し、91,000人が保護を求めて自宅を離れざるを得なかった。イスラエルではガザからのロケット弾により2人の子供を含む13人が死亡した。さらには、ガザ地区の住民は多大な物質的損害を被り、水や電力及び医療施設などの不可欠な公共サービスなどもさらに低下した。PSIは暴力を強く非難し、パレスチナ人とイスラエル人の生命が失われたことを遺憾に思う。

爆撃は当面は止むかもしれないが、この直近の弾圧の根本的原因である54年間におよび占領問題に対処しない限りは、停戦は一時的なものにしかならないだろう。

爆撃は当面は止むかもしれないが、この直近の弾圧の根本的原因である54年間におよび占領問題に対処しない限りは、停戦は一時的なものにしかならないだろう。

1956年以来占拠されている東エルサレムに隣接するシェイク・ジャラ地区に国連が建てた家に住むパレスチナ難民家族は、違法な入植者に明け渡すために立ち退きを迫られて続けている。 そしてイスラエル政府は事実上の併合政策を実施し続け、パレスチナ人の家と財産を取り壊している、しかもヨルダン川西岸一帯の違法入植地を拡大し続け、イスラエルと並んで存立可能で隣接する独立パレスチナ国家を実現するという望みを土台から揺るがしてきた。

PSIは、恒久和平を確かなものにする唯一の方法として、安全なイスラエルと並んで存立可能な隣接する独立パレスチナ国家を実現するという2国家共存解決策への支持を繰り返し表明する。

今こそ国際社会は行動しなければならない、そして何十年もの間パレスチナ人民が耐えてきた占拠、入植および弾圧の共犯者であることをやめるための具体的行動を起こさなければならない。

PSIは、シェイク・ジャラハやその他の地域社会の家族に対する計画的立ち退き、パレスチナ人の家や財産の破壊、および違法入植地の建設などを含む基本的人権を侵害し国際法に違反する占拠をやめさせるための圧力をイスラエルにかけるための措置を実行するよう国際社会に要求する。PSIは全加盟組合宛てに、これらの要求を自国政府に提起するよう促す書簡を出す。

さらには、国際社会はイスラエルに対してガザ地区の再建を妨げる障害、特に公共サービスのインフラの再建を妨げる障害を取り除くように主張しなければならない。

PSIはパレスチナ、特にガザ地区の加盟組合を支援することを決議する、そしてどのようにして実際にそうした支援をできるかを探る。