このマニフェストは、若者の生活に最も影響力のある専門家のグループに認識してもらうための呼びかけである。私たちは組合の教育支援職員であり、学校や大学の第一線で働く労働者である。事務員、校務員、保守作業員、バス運転手、准教員、給食職員、養護教員、保健補助員、事務員、特別教育補助員など、私たちが働く施設を補強し、 生徒の健康と福祉を守る多くの職員がこれに属する。職場および訓練における健康、安全、衛生は、国際労働基準に基づく基本的人権として保証されなければならない。

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2020年5月22日に開催された国際公務労連教育支援・教養職員会合のビデオクリップ

パンデミックは私たちの生活の多くを覆した一方で、公教育の価値と重要性を強固にした。このような危機的状況の中、教育支援職員の日々の指導、創造力、献身が発揮された。私たちは、スクールバスの運転手として困窮家庭に食事を届け、給食職員として食事が必要な生徒のために毎日食事を準備し、校務員として休校中も校舎を清潔に保ち、養護教員として学校再開時に必要とされる新たな感染予防対策手順を用意し、そして学級職員としてリモート学習中でも生徒の社会的、情緒的なニーズに対応する。

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私たちは、こうしたサービスに十分な専門職員とジェンダーの視点を含めた全面的な労働基本権が確保されていることを保証しながら、公的資金が徐々に失われる状況を回避しつつユニバーサルアクセスを約束する進歩的な予算によって質の高い公共サービスと公共部門を強化していく必要がある。そのため、学校や地域社会がゆっくりと安全に再開に向けて動き出す中、専門家や組合が意思決定に加わるよう、確実に擁護を続けていきたい。

第一に、何よりもまず、私たちは学校運営のあらゆる面に組合員の保護を求める。そしてこれを団体交渉プロセスの一環として維持しなければならない。教育支援職員の専門能力開発と連携に時間を確保することが、これまで以上に重要になってくる。教師にも教育支援職員にも、感染予防に重要となるリスク教育と訓練が必要である。労働者に防具が不足している状況や、防具を使用するための訓練が不足している状況は、二度とあってはならない。

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また、校内の公衆衛生を再考するうえで、私たちの声が聞き入れられるよう求める。教育支援職員は、生徒と職員を守る手順を作成するうえで中心的存在となる。どのような計画であっても、登校時の感染予防対策と手洗い場所の確保が盛り込まれるべきである。第一線で活躍する校務員、保守作業員が中心となって、日々、施設の徹底した安全衛生管理を行う。

教育支援職員はまた、可動式の設備や小規模の教室の建設・整備を含め、登校日や学校運営の再編を成功させるために欠かせない存在となる。日程の分割、曜日や時間帯での交代制、夏期講習の追加に関する決定には、私たちの参加が不可欠である。社会的な距離を保つために食事の時間やスクールバスの移動時間をずらす必要があることを考慮すると、専門職員の存在は不可欠である。私たちは、質の高い公教育を擁護し、地理的要因、所得、性別、テクノロジーの利用環境、または特別な学習ニーズに起因する教育の不平等を打開することに改めて尽力する。

最後の点として、端的に言えば、私たちは危機の間、そして危機の後も、あらゆるレベルにおいて教育支援職員の給与、利益、条件が常に保護されることを要求する。私たちは、この危機が、外部委託や外部の民営化の言い訳に使われたり、公正に交渉され、実施されている団体交渉協定を排除したり、弱体化させたりする理由に使われることを決して許さない。むしろこの危機は、団体交渉の重要性、ならびに労働者とその地域社会を支援する上で団体交渉が果たす役割を強化する。

生徒を教育し地域社会の中心となる二重の役割を担った学校を安全に再開することは、学校が国を作り変え、民主主義を守るうえで、最も重要な要素の一つになる。社会対話、結社の自由、団体交渉を推進することは、誰も取り残されることがないよう無料で質の高い公教育を実現する闘いの鍵である。

教育支援職員は、長い間務めを果たし、長い戦いに挑み、パンデミック後の世界における学校教育の在り方の新しいビジョンに対し、中心的存在となる権利を手に入れた。

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* 署名の収集を終えた後に、所属の組織名/担当者名が表示される。